The 42 Traverse
| 内容 |
マウンテンバイク 44km |
| 場所: |
北島 トンガリロ・フォレスト Tonagariro Forest |
| 難易度: |
初級者から中級者向け 詳しくはお問い合わせ下さい |
スタッフの体験レポート
人によっては、このThe 42 Traverse(42トラバース)がニュージーランドで最高のMTBトレイルと断言する方も。間違いなく、ニュージーランド北島の中ではトップ3には絶対入るトラックです。Tongariro(トンガリロ)国立公園の真ん中、トンガリロ・フォレストを東西に突っ切る全長44kmのコースです。
先日、Tongariro Crossing(トンガリロ・クロッシング)というトレッキング・コースに行こうと思っていたんですが、トンガリロまで着いたらまたまた雨。
高地にあるクロッシングは断念せざるを得ませんでした。クロッシングに失恋れたのは、これで4回目。縁がないなぁ。と言うことで、雨の中、丸田君とThe 42 Traverseに行ってきました。スタートは標高900m程度、日本の国道に当たるState Highway47号線の脇からです。National Park(ナショナル・パーク)という村から18kmぐらいTurangi(テュランギ)に向かって走ったところにあります。緑のDOCの標識があるのですぐわかりました。
トラックは、最初の7kmは車道。と言っても未舗装の結構ガタガタ道です。その後は、4WDトラックで35km。最後の2kmぐらいはまた、未舗装の車道になります。4WDトラック、いわゆる日本でいうダブル・トラック、楽しめるのかなぁと思っていたんですが、実はこれが凄く面白かったんです。
夏の間、12月から4月まで、ここのトラックにはなんと4WDの車も入場できるんです。だから車の轍とか大丈夫かな、あと車に追っかけられたりするのはどうかな等と思っていたのですが、心配は杞憂でした。結論から言いますと、1)車なんて絶対入れません、あんなところ。2)トラックを走っている間、実質4時間半ぐらいでしょうか。車どころか人にも一人も会いませんでした。
スタートは、9時半過ぎ。ガイドブック等には所要時間は3時間から6時間と書いてあります。えらく幅がありますよね。ゴール地点に行けるのは、13時過ぎくらいかなと予想して、いざ出発。40数キロ走る間になんと570m以上もの標高差を降ります。
トラックは、とても走りやすいのですが、いやぁ、結構アップダウンありますよ。570mも降るんだったら、ずっと降り基調かと甘く見ていたんですが、いやいや。あと、ススキがとても邪魔なんです。下りでは、顔にバシバシ当たってくるし、しまいにはハンドル取られて転倒してしまいました。
何回も沢まで降りて水の中を横断します。何回ぐらい川を渡ったかな。7、8回ぐらいでしょうか。川の中も必死で漕ぎます。渡ったらまた峠を超えるために登りです。これを何回も繰り返します。でも、降りきったところの川に思い切って飛び込んでいくのは、本当に気持ちいいですよ。
標高が下がってくると天気も良くなってきました。日も差してきました。快調、快調。この分だと3時間ちょっとでゴール地点に着くかなと思っていた最中でした。
後続の丸田君が来ません。全然。待てども、待てども。最初は、止まってカメラ構えて待っていました。登って来たらばっちり写真を撮ろうとしていたのですが。あれ、まだ来ない。悪い予感がします。仕方がないので、せっかく登った道を降って15分。やっぱり。いました、自転車を押している丸田君が。後ろのディレイラーが完全にいかれています。緊急処置でディレイラーの位置を変えたら、なんと10分程度でチェーンが破壊されてしまいました。
チェーンの代えは?「ないです。」チェーン・カッターは、この間買ったやつ?「持ってきてないです・・・」えぇぇっ?
入り口のDOCの看板に”There is no easy way out... “と書いてありました。その言葉が脳裏をよぎります。結局、丸田君と一緒に行動した方がいいということで(結構分岐が多く迷います)、私も低速走行で移動ということになりました。あと、残り10km程度なのに。でも、丸田君、さすがに押しての登りはきつそうでした。でも、それでも降りは乗れたし、とても楽しかったですよ。
出口付近にはとても綺麗な滝があります。
ゴール地点のOwhango(オファンゴ)に着いたのは予定より一時間程度遅れて14時過ぎでした。二人とも、楽しそうな顔してますよね。ゴール地点には大きな川、Whakapapa River(ファカパパ・リバー)が流れています。ちょっと冷たいけど一風呂浴びてきましたよ。さっぱりしたぁ!(2007年1月26日 藤井巌)