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Trail001:Abel Tasman Coastal Classic
エイベルタズマン・コースタル・クラッシック

開催日: 2008年9月6日(土)
場所: 南島 エイベル・タズマン国立公園 Abel Tasman National Park
レース内容: トレイルランニング・レース
参加人数: 250人限定
難易度: トレイルランニング初級者からでもチャレンジ可
公式HP: http://www.coolrunning.co.nz/races/abeltasman/
のんびりした風景が広がる
ジャングルのようなコースもある

真っ青な海と金色に輝く砂浜が有名な、エイベル・タスマン国立公園。
砂浜から少し入ると、そこには深くて素晴らしい緑の森が広がっています。
丘の上から望む景色は本当に素晴らしく、33kmの道のりも軽快に飛ばせるのではないでしょうか?

2007年度大会に、モデルの木村東吉さんが参加。その模様がTarzan500号に掲載されました。(弊社がコーディネートをさせていただきました。)

「走ることを趣味とし、美しい自然をこよなく愛するものにとって
エイベル・タスマンには、その全てを充足させるモノが存在するのだ。」

木村 東吉氏 / 2007年度大会参加
Tarzan (マガジンハウス) 500号「世界一美しい海岸線を駆け抜ける。」より

藤井巌の観戦レポート

2007年9月8日

トンガ・アイランドを見ながらやっぱり、Sunny Nelsonと言われるだけあって、レース日の9月8日も日差しが痛いほどの晴天でした。こんな日に走れるなんて気持ちいいんだろうなぁ。今回のトレイルラン・レースのレポートは、「体験」レポートではなくて、「観戦」レポート。リアルニュージーランドは、マガジンハウス社「Tarzan」の取材のお手伝いをしました。

Abel Tasman Coastal Classicは、エイベル・タズマン国立公園の真ん中、33kmを走り抜けるとても気持ちがいいトレイルラン・イベントです。大会運営者のご夫婦、AverilとGraemeがこのイベントを始めてもうそろそろ20年近くになるとのこと。最初は小さかったこのイベントも、今ではニュージーランドでもっとも人気のあるランニング・イベントの一つになりました。


ゴーシュの黄色い花国立公園の中を走るので、もちろん人数制限が設けられています。毎年9月、このコースを走れるのは250名のみ。だから半年前の3月や4月にはもう申し込みが殺到して、定員一杯になるようです。今回は特別にお願いをして、日本人ランナーに参加枠を頂きました。






木村東吉さんの激走ランナーとして、日本からはるばるやって来て頂いたのはポパイ等で大活躍されたモデルの木村東吉さんです。ベースを河口湖において、グレート・アウトドアという会社を運営されています。40台後半とは思えないフィットした身体つき、そしてアクティブな感覚。同じ40代として見習わなければいけないこと多々ありました。





ボート待ちの列午前7時半にゴール地点近くのMarahau(マラハウ)に立てられたテントでレジストレーションです。地元の方々のボランティアに囲まれて和気あいあい。楽しい一日の予感です。でも、私としても観戦とは言え初めての大会。やっぱり緊張しますよね。





Awaroa上陸そして、ここからがこの大会のハイライト。なんとMarahauからスタート地点のAwaroaまではモーターボートで移動するんです。移動時間は約30分。250名のランナーに加え、レース運営関係者等々、総計300名近くが大移動です。ボートの数も15艇近く。Awaroaのビーチに次々に人が降りてくる様は、圧巻です。





装備チェックは念入りにスタートは、エイベル・タズマン国立公園内の素晴らしいロッジ、Awaroa Lodgeの横にある私設飛行場。たくさんのゲストがこのロッジにセスナやヘリコプターでやってきます。もちろん、スタート地点に移動する際にはきちんと装備チェックが行われます。いくら天気がいい地域とはいえ、ここはニュージーランド。天候が変化すれば、自然はその猛威を振るうことを誰もが認識しています。防寒着、雨具、そして最低限の水、食物。それからサバイバル・ブランケット。運営がしっかりした大会であればあるほど、装備チェックには厳しいものです。


Graemeでかすぎ 10時のスタート直前。東吉さんはレース主催者のGraemeと記念撮影。東吉さん、180cm近くあるのに小さく見えますね。Graemeは、前にラグビーやっていただけあって本当にごっついんです。気はとっても優しいんですけどね。スタート・ライン上にて。Averilが最後のブリーフィング。彼女は、現役時代はニュージーランドを代表するアスリートだったとのこと。お話していても明るくて、気さくで、本当に素晴らしい方です。東吉さんは横のランナーと何かお話されている様子。お互いの健闘を誓い合っているのでしょう。


「Just keep it up!」いよいよスタート!250名が横一線になって走り出します。いくつかの水場を超えて(膝までビショビショ)、次のTonga Beachまではちょっとした丘を越えて走ります。33kmのコース・レコードタイムは男性で2時間22分、女性で2時間52分です。それほどの高低差が無い海沿いの整備されたトラックですので、トレイルラン・レースの中でもスピード・レース。でも、それはトップ集団の話です。みんなそれぞれ自分のペースで楽しんでいます。Graemeによると、自分のフルマラソンのタイムぐらいが目安かな、とのことでした。「ちゃんとトレーニングしてから来いよ。」とも言っていましたけれど。














トンガ・ビーチは黄金色Tongaビーチは1km以上続く黄金のビーチ。本当に綺麗なんです。走っていても綺麗だけど、シーカヤックでゆっくり景色を眺めながら移動するのも気持ちいいんですよね。でも、走っているランナーの表情は厳しそう。それは、そうですよね、砂場を1km以上も走るんですから。そして、また丘の上へ。日差しが強いから、森の中を走るほうが気持ちいいのかな。補給地には、ボランティアの方々が、水、バナナ、補給食等を用意してくれています。9月と言えば、まだ初春。だから気温はそんなに高くないんですが、ニュージーランドは日差しが強いのでやっぱり水分補給は重要です。


気持ち良くクルージング33kmのコースは、本当に変化に富んでいます。ニュージーランドで一番Prettyな国立公園といわれるエイベル・タズマン国立公園。その雰囲気を満喫できるのですから、最高のセッティングですよね。しかし、最後の補給地の後の13km。ちょっとした丘と、何度も続くアップダウン。これにはさすがの東吉さんも大変だったとおっしゃていました。





Well done!Marahauのエイベル国立公園の出口近くに、ゴールが設定されています。と言っても、チェッカーフラッグと赤いコーンのみ。主催者のAveril自身がタイムキーパーをやっています。次々とランナーがゴール。2007年大会の優勝タイムは男性2時間41分、女性は3時間13分でした。60歳以上の男性も3時間17分でゴールです。東吉さんも無事にゴール。お疲れ様でした。




High Five!このトレイルラン・イベントのもう一つのハイライトは何と言っても、アフターレース・ファンクションでしょう。250名のランナーが一同に大テントに会して一緒に食事をするんです。レースの結果だけではない、本当のニュージーランドの暖かいコミュニティーに触れることができる、そういう大会なんです。豚の丸焼きが2頭。それに、ボランティアの方々が用意してくれたポテトや野菜等。ほんとに美味しかったぁ。



ワイワイ、ガヤガヤ1万人単位の大規模なランニング・レースではないけれど、とってもアット・ホームな、それでいて充分チャレンジングなトレイルラン・レースだと感じました。みんなの笑顔が印象的でした。実は、応援したい方のためには、ボートで途中のTorrent Bayまで行き、そこからゴール地点までの13kmを歩きながら、走ってくるランナーを応援する、サポーター・パッケージも用意されています。さすがに国立公園をフィールドにしているだけあって、イベント運営もきちんとしています。凄く人気のあるイベントだというのが納得です。

この豚、けっこうでかいですこのAbel Tasman Coastal Classic、人数限定の大会であるためにエントリー等が難しいのが実情です。しかし、リアルニュージーランドは、日本から挑戦したい!という方々のために出来る限りのサポートをさせていただければと思っています。日本の山中を走るトレラン・イベントとはまた一味違ったレース。是非、お問い合わせ下さい。



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